ココナッツオイルが固まるのはなぜ?固形の状態の使い方・溶かし方

ココナッツオイルの性質は少し特徴がありますが、他のオイルとは違って固まるということがひとつあげられます。固形状態になってしまったらどうやって使えば良いのか、使い方のコツについてお話していきましょう。
ココナッツオイルは固まるものです
ココナッツオイルはサラサラとした液体でなく、固形になってしまうことが特徴の一つとしてあげられます。ココナッツオイルは融点が高いため、25℃以下になると白く固まってしまうという特徴を持っているのです。それ以上の気温の場合は液体ですが、品質に関して言えば劣化する心配は基本的に不要です。もともとココナッツオイルは酸化しづらいと言われていますが、この固形と液体に変化する特性こそがその理由そのものなのです。
固形状態からどうやって使う?
固まってしまったココナッツオイルは先ほどの理論から言えば、25℃以上にしてあげれば液体に戻ります。ですので、使う量をスプーンなどですくって瓶などに移し、湯煎で戻すのがおすすめです。このとき注意しなければならないのが電子レンジは使ってはならない、ということです。ココナッツオイルを電子レンジにかけると温度が上がりすぎて引火、もしくは火傷の危険があります。手軽にパッと温められるので便利、と思うかもしれませんが絶対に避けましょう。
お料理の油として使用するのであれば必要な量を熱したフライパンに入れることでそのまま使えます。お好みに応じて固形と液体を使い分けるのもおすすめです。